修学旅行、中止相次ぐ 県内高校、コロナ禍苦渋の決断

リゾート施設「ハウステンボス」で英語研修を受ける宮崎南高の生徒たち=昨年12月、長崎県佐世保市(同校提供)

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、県内の高校では修学旅行の中止が相次いでいる。2020年度に実施を予定していた全日制の県立高33校のうち、17日時点で24校が中止。私立高も14校中12校が中止を決めた。行き先を近県に変更して実施したり、代わりの遠足を計画したりする学校もあり、関係者はコロナ禍の中でも「学校生活の思い出をつくってあげたい」と模索する。

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