“最下位”東京ホテイソンに「M―1効果」 謎解きネタで仕事ゲット!

見事仕事ゲットの「東京ホテイソン」(左からたける、ショーゴ)

謎解きネタで仕事をゲットした! お笑いコンビ「東京ホテイソン」(ショーゴ=27、たける=25)が17日、東京・新宿の東京ミステリーサークルで行われた新作リアル脱出ゲーム「時限爆弾からの脱出」(同所で18日から5月16日まで)の発表会に登場した。

株式会社SCRAPが企画する「リアル脱出ゲーム」は、ある特定の空間から仲間と協力して謎を解き明かすことで脱出を目指すなどの体験型ゲームイベント。スペシャルアンバサダーに就任した東京ホテイソンはこの場で、昨年の「M―1グランプリ2020」決勝戦で披露した、“謎解き”がテーマの漫才をアレンジバージョンで披露した。

もともと「謎解きが好き」と言うたけるは、M―1でやってネタを「SCRAPさんに向けてやりました」とアピール。「僕はネタを作れないので、ショーゴに謎解きというものを説明してネタにしてもらっている」と明かした。

会場である東京ミステリーサークルには、プライベートでも訪れるというたけるは「この間、マネジャーと事務所の先輩と3人でオンラインで謎解きをやったが、マネジャーが解くのが早すぎて答えをバンバン言うからちょっと揉めそうになった」と話した。

新作ゲームは風船が破裂する前に謎解きをクリアするというものだが、たけるは「リアルに風船が爆発するというのは、体感型としてすごく楽しいと思う」と目を輝かせた。

M―1では、謎解きゲームのネタで勝負した東京ホテイソンだが、結果はまさかの最下位に終わった。だがSCRAPの担当者は「実際にM―1グランプリのネタを見たのがきっかけで、アンバサダーをオファーした」と明かす。

最下位に終わっても仕事に繋がったのだから、ムダではなかった?

© 株式会社東京スポーツ新聞社