データが示す?ティアゴが「リヴァプールの守備に悪影響」の原因とは

先日アーセン・ヴェンゲル監督が『BeIN Sports』で言及したことで、リヴァプールにおけるティアゴ・アルカンタラの存在が再び議論されることになった。

今季バイエルンから加入した世界最高クラスのプレーメーカーは、イングランドにやってきてからなかなか活躍できず、時折見せる素晴らしいパスとゲームコントロールが勝利に結びついていない。

「相手が切り替えのタイミングを迎えた際、周囲のゲームのスピードに苦しんでいるように見える。そのため連続でファウルを与える選手になった。

カウンターを止めることは彼にとって目新しいことではなく、バイエルンでもそれが期待されていたし、コントロールされていた。

ところがリヴァプールでは、ティアゴはあまりにも頻繁に露出してしまう。

バイエルンでの過去5年間、90分平均のファウル数はそれぞれ2回、1.5回、1.7回、1.9回、1.2回だった。しかし今季はすでに2.9回を記録している。

タックル数はバイエルン時代とほとんど差がないが、成功率はこの5年間で徐々に下がっており、82%、80%、79%、68%、そして今季は61%になっている。

その原因はリヴァプールのシステムが機能していないためなのか、あるいはティアゴの身体能力が落ちているからなのか。

また、リヴァプールの守備的MFの仕事の一つとして、アレクサンダー=アーノルドとロバートソンの後ろをカバーするという部分もある。ヘンダーソンにとってはそれが当然のことだったが、ティアゴはそのスキルセットを持っていない」

果たしてティアゴは時間とともにそれらの数字を向上させることができるのか?リヴァプールの次の試合は20日のエヴァートン戦。楽しみなマージーサイドダービーとなる。

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