ギャルに変身した森七菜、可愛すぎでしょ！

累計発行部数190万部を記録した大人気漫画がついに映画化、しかも主演はSixTONES（ストーンズ）の松村北斗と森七菜！ まさに人気爆発中の2人の共演作『ライアー×ライアー』は、絶好のデート・ムービーに仕上がっている。

恋愛経験ゼロの女子大生・湊（森七菜）は、親の再婚によって同い年の弟となった透（松村北斗）と両親の4人家族。以前から透の女性問題に巻き込まれてきた湊は彼を毛嫌いしており、姉弟仲は最悪。湊は透が半径10メートル以内に近づくのを禁止するほどだった。ある日、友人・真樹（堀田真由）の頼みでギャルの格好をして渋谷で写真撮影を行っていた湊は、そこで偶然透と出くわし、思わず“みな”であると名乗ってしまう。すると透は「連絡先教えて」と“みな”に猛アプローチ。断りきれなかった湊は、復讐のつもりで透とデートすることを約束するが……。というぶっ飛び展開から始まる本作。演じる役と同じ19歳（2021年2月現在）の森七菜だけに、ベタベタなギャルメイクも違和感なしだ。

“恋する”松村北斗に全観客がスクリーンに釘付け！?

透はみなのために付き合っていた女性たち全員と別れ、彼女がわざとデートに遅刻しても嫌な顔ひとつせず、彼女のためにスマホを用意し、彼女と会うためにひとり暮らしを始める。「そのうち正体をバラして笑ってやる」と思っていたみなは、透の誠実な態度に触れて正体を明かすことができなくなってしまう。

一方、湊の方もサークル活動で再会した幼なじみ・烏丸（小関裕太）に告白され突然のモテ期到来。しかし彼氏が欲しくてたまらなかったはずなのに、どうしても透のことが頭をよぎっていまいちデートに身が入らない。みなは中途半端は良くないと透に別れを告げるが、透は今まで見たことがないほど憔悴してしまい、湊はますます心揺さぶられるのだった。

とにかく松村北斗が、いちいち可愛くてキラキラ輝いている。待ち合わせに彼女が遅れて到着した時のぱあっと明るくなる笑顔、みなをじっと見つめる眼差し、彼女の歩幅に合わせてゆっくり歩く、部屋でひとり彼女のことを考えている横顔……。もう全てが「恋してる！」オーラ全開で、性別年齢問わず彼の色気と可愛さにノック・ダウンしてしまうはず。

透を放っておけない湊は再び“みな”になることを決意するが……

思い悩んだ末、烏丸に「他に気になる人がいる」と自分の気持ちを正直に打ち明けた湊。心を閉ざし引きこもってしまった透を心配し、彼女は“みな”として透と付き合うことを決意する。しかし、偽りの姿でデートを重ねるうちに、透が自分（湊）を嫌っているのではないかと思い悩む。果たして二人の恋の結末は？ そして、やがて明らかになる透の“嘘”とは……？

最後に、ぜひ注目してほしい共演者やスタッフをご紹介。烏丸役は子役出身ながらNHKの朝ドラ『半分、青い。』（2018年）以降コンスタントに話題作に出演している小関裕太。湊の友人・真樹役は「ゼクシィ」のCMでお馴染みの堀田真由、透の親友・桂役はTravis Japan／ジャニーズJr.の七五三掛龍也、そして湊と透の両親も竹井亮介＆相田翔子と個性派揃いなので、彼らの演技もぜひお見逃しなく。

なお本作の監督は、刀剣ファンのみならず映画好き・時代劇好きの評価も高かった『映画刀剣乱舞』（2019年）の耶雲哉治、脚本は『翔んで埼玉』（2018年）『かぐや様は告らせたい ～天才たちの恋愛頭脳戦～』（2019年）が大ヒットを記録した徳永友一。SixTONESの主題歌「僕が僕じゃないみたいだ」とともに、等身大の10代の恋愛事情をリアルに描いた『ライアー×ライアー』をじっくり味わってほしい。嘘に嘘を重ねたラブストーリーの結末を、ぜひ劇場で見届けよう。

『ライアー×ライアー』は2021年2月19日（金）よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開