〝久保の復讐〟をバルサが計画 レアルの至宝を強奪せよ!

久保建英

スペイン1部バルセロナが、かつて下部組織に所属していた日本代表MF久保建英(19)を奪われたライバルのレアル・マドリードに〝復讐〟を計画している。

スペイン誌「ドンバロン」は「バルサが久保と同じことをマドリードに返し、下部組織で〝釣り〟をする。夏に(バルセロナの次期会長有力候補)ジョアン・ラポルタが彼の〝復讐〟を計画しており、白い巨人(Rマドリード)の宝石であるMFセザール・ジェラベール(20)を連れてきたいと考えている」と報じた。バルセロナの下部組織で育ち有望株だった久保がその後Rマドリードに加入した〝意趣返し〟を行おうとしているのだ。

ジェラベールはドリブル突破やスピードのほか卓越した戦術眼も兼ね備える司令塔タイプの選手で、RマドリードのBチームにあたるカスティーリャで10番を背負う逸材。同チームのラウル・ゴンザレス監督(43)も将来トップチームの中心として大きな期待をかけている。

しかしトップチームのジネディーヌ・ジダン監督(48)は最近下部組織から他の有望株を抜擢しており、そうした現状に「ジェラベールはサンチャゴベルナベウ(Rマドリードの本拠地)で自分の番を待つことにうんざりしていて、永遠のライバルに行く提案を受け入れるという考えを持ち始めている」と同誌は指摘。バルセロナがRマドリードの下部組織から有望株を引き抜くという、まさに久保と同じパターンで仕返しを計画しているのだ。

長年ライバル関係にあるだけに、有望株の引き抜き合戦でもシ烈なバトルが繰り広げられているようだ。

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