身長差35センチ対決は中日・山本に軍配! 巨人の超大型ルーキーを打ち取る

身長167センチの中日・山本

注目された身長差35センチの初対決は4年目右腕に軍配が上がった。

身長167センチとセ・リーグ支配下登録選手で最も低い中日・山本拓実投手(21)が18日の巨人戦(那覇)に先発。巨人の2メートル2センチのドラフト5位ルーキー・秋広優人内野手(18=二松学舎大付)と対峙すると、貫ろくの投球を見せた。

2回二死走者なしで秋広に初球は直球で空振りを奪うと、2球目の変化球を打たせてきっちり二ゴロに仕留めた。

試合前日は「プロ野球選手となると、ほとんど僕より大きい人ばかり。大きい打者と対峙してどうというよりは体が小さいからこそできることがある。自分の体が小さくてリリースポイントが低い分、下から伸びていくようなストレートを投げることができると思っている」と〝ジャイアントキリング〟に燃えていた。

結局、山本は巨人打線に2安打を許したが、3回無失点に封じてマウンドを降り、2年連続開幕ローテ入りへ向けて前進した。

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