舞台はデンマークのゲットー 警官と暴徒市民の対決 「アンコントロール」明日より公開

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デンマークのアカデミー賞であるロバート賞で助演女優賞などを獲得したクライムアクション映画「アンコントロール」が、ヒューマントラストシネマ渋谷とシネ・リーブル梅田で開催中の上映企画「未体験ゾーンの映画たち2021」にて、2月19日より公開される。

「アンコントロール」は、デンマークで社会問題となっている移民居住区のゲットーに足を踏み入れた2人の警官が、暴徒化した市民と対決する姿を描いた作品。正義感あふれる警察官イェンスと気の短い警官のマイクが、ゲットーでアモスという若者を身体検査する。だが、警察によって嫌疑不十分のまま拘束された人物が死亡した報道によって暴徒化した市民に、2人は追われることになる。追う者と追われる者の関係が逆転する展開、徐々に当初とは異なる姿を見せるイェンスとマイクなど、一筋縄ではいかない展開の作品となっている。

デンマークのアカデミー賞であるロバート賞では、アモスの母を演じたウズレム・サグランマクが助演女優賞を受賞したほか、音響デザイン賞も受賞した。

アンコントロール
2021年2月19日(金)より未体験ゾーンの映画たち2021にて上映
配給:ファインフィルムズ
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