自民・竹下氏の橋本新会長擁護発言がネットで大炎上 蓮舫氏もア然「時代は移っています」

蓮舫氏

橋本聖子氏(56)が18日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長に就任した。

女性蔑視発言で辞任に追い込まれた森喜朗前会長の後任を務める橋本氏は、候補者として名前が挙がると過去の〝セクハラ〟問題が再燃した。ソチ五輪後の打ち上げでフィギュアスケート男子の高橋大輔にキスを強要。「キス写真」「セクハラ過去」が世界に拡散されたのだ。

自民党竹下派会長の竹下亘元総務会長(74)は橋本氏の問題に対し「スケート界では男みたいな性格でハグなんて当たり前の世界だ」「セクハラと言われたらかわいそう。別にセクハラと思ってやっているわけではない」と擁護。この発言にネット上では「男と女で違うって森さんと言ってることが同じ」「森氏がなぜ世界中から非難されたかわかってない」と総ツッコミが入ったのだ。また「どれだけ自分たちがダメかさらけだす競争でもしてるのかな、この人たちは」と与党の度重なる失言にあきれた声も相次いだ。

立憲民主党・蓮舫議員もツイッターで「この局面でこの発言。昭和から令和に時代は移っています。べき論や決めつけでもない、年齢や性別ではなく個々の能力を伸ばし、評価。多様性溢れ認め合う社会を。それが新しい創造社会をもたらすと思うのです」と厳しく非難した。

橋本氏を擁護する発言が逆に火に油を注ぐ形となってしまった。

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