EXIT兼近 橋本新会長の選考に「不透明っていうのが笑ける」「そろそろ打ち止め。もういい」

「EXIT」のりんたろー。(左)、兼近

お笑い芸人「EXIT」の兼近大樹(29)とりんたろー。(34)が18日、司会を務めるニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA TV)に出演。女性蔑視発言で会長を辞任した東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗氏(83)の後任が橋本聖子氏(56)に決まったことにコメントした。

森会長の後任を選ぶ候補者検討委員会での選考過程が“不透明”だという指摘や、橋本氏の過去の“セクハラ”など問題点も噴出しているが、りんたろー。は「コロナ禍で元気がない中、開催を模索することって、悪いことじゃない。もうちょっと開催にポジティブに考えていきたいと思っている中で、橋本さんの過去より、現在とか未来に期待したい」と語った。

兼近は「僕的にはこの“不透明”っていうのが笑ける」とし「不透明=言えませんってことじゃないですか。ヤバいことやってるときしか使わないんすよ。『言えません』って」と一刀両断。

つづけて「どっちにしろ批判されるんだったら、どういう理由でこうなったかというのを説明してくれないと、ほとんどの人は『きっと言ったら攻撃されたり、批判されるから言わないんだろうな』しか残らない。だったら全部言って、『森さんが決めました』でもいいですよ。なんか言ってくれないと、なんか気持ち悪ぃなとなりますよね」と分析した。

兼近はその一方で「結局(過去に)何かやったつって、誰が出ても引っ張り出したりする人はいる。そういうのは、ただそういう事をしたい人たちがわめいてるんで。この人がダメだってみんなが叩いていなくなったところで、誰かは出なきゃいけない」と指摘し「そろそろ打ち止めというか、もういいでしょ。『助さん、格さん、もういいでしょ』ですね」と一連のゴタゴタに辟易した様子だった。

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