偽造署名問題で窮地の高須院長 がん再発明かす CM出演の郷ひろみが激励!

左から高須氏、郷ひろみ

美容外科「高須クリニック」院長で篤志家の高須克弥氏(76)が19日、ツイッターを更新。がん再発と歌手・郷ひろみ(65)から激励メッセージが届いたことを明かした。

高須氏は全身がんで闘病中。この日、病院の泌尿器科手術で検査を受けており「いったん消滅したはずの癌の再発発見。まあいいか。癌はすぐに死なないからね」と達観した様子で報告した。

そこへ、かつて同クリニックのCMに出演し、交流が深い郷から電話がかかった。「院長、コロナのワクチンの順番を譲ったと聞きました。感激しました。尊敬してます」と伝えたという。

高須氏は高齢の医療従事者のため、ワクチン接種は最優先される立場だが、ユーモアたっぷりに「僕は死ぬのがもともと恐くないのです。生命の執着は全くありません。人生劇場の舞台に登場できたのを楽しんでいるだけです。自分を楽しんでいますか?イエス高須クリニックwww」とポリシーを明かしている。

高須氏は昨年、税金が投入された現代芸術の祭典「あいちトリエンナーレ2019」の展示内容をめぐり、河村たかし名古屋市長(72)とタッグを組んで大村秀章愛知県知事(60)のリコール(解職請求)運動を起こした。

リコールは不成立に終わったばかりか、提出された43万5000人分署名の8割がアルバイトを雇って偽造されたものと明らかになり、選管は地方自治法違反で刑事告発している。

高須、河村両氏とも不正への関与を否定。高須氏は運動妨害の目的で何者かが偽署名を紛れ込ませたとして、地方自治法違反容疑での告発状を名古屋地検に提出している。

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