介護の夫殺人の妻が控訴 実刑判決に不服

 長年介護をした夫=当時(76)=と無理心中しようとし、首を絞めて窒息死させたとして、殺人の罪に問われた女性被告(72)が、懲役2年6月とした那覇地裁判決を不服として福岡高裁那覇支部に控訴した。15日付。弁護側は執行猶予付きの判決を求めていたが、8日の判決は「同情の余地は相当に大きい」としながらも実刑判決を下した。

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