スペイン1部ヘタフェの日本代表MF久保建英(19)が19日のベティスで終盤に途中出場したが見せ場なく、厳しい評価を受けた。
3試合連続でベンチスタートとなった久保は0―0で迎えた後半36分に投入されたが、直後にチームはPKを与えて決勝点を許した。
久保自身も試合終了間際にペナルティーエリア付近でシュートを打てる場面でパスを選択するなど消極的な姿勢を見せるなどチャンスを作ることはできなかった。
スペイン紙「マルカ」は4段階中で下から2番目となる星1つの評価となったほか、スポーツデータ専門サイト「ソファースコア」でもヘタフェの攻撃的選手で最低点となる6・3点と厳しいジャッジが下された。
チームは泥沼の6連敗で降格危機は深刻化しており、今後ますます守備的な戦いが予想される。出場時間がわずかなので難しい面はあるものの、何の爪痕も残せなければ出場機会がさらに減っていくことは避けられない。久保が正念場を迎えている。