昨年のドラフトで4球団が競合した楽天・早川隆久投手(22=早大)が20日、日本ハムとの練習試合に2番手として登板。2回、打者7人に対し39球を投げ、被安打1、3奪三振、無失点の内容だった。ストレートは最速150キロを計測した。
田中将の後を受けた早川は、1ー3のビハインドで迎えた3回に初の実戦マウンドを踏んだ。先頭の中島、西川、中田と続く上位打線を三直、空振り三振、空振り三振にしとめる見事な立ち上がりを見せた。
2イニング目となる4回には一死後、野村に外角ストレートを右前打。さらに盗塁で一死二塁としたが、慌てることもなく今川を空振り三振、清水を三ゴロに打ち取り、無失点でマウンドを降りた。
まずは上々のスタートを切った最速155キロ左腕。次回登板が楽しみだ。