田中将大から本塁打の日本ハム・中田 一発直後に〝余裕のマー君詣で〟が発覚

田中将が明かした降板後の一幕とは…

楽天・田中将大投手(32)に日本球界復帰後〝初本塁打〟を浴びせた日本ハム・中田翔内野手(31)が〝余裕のマー君詣で〟をしていたことが分かった。

この事実が明らかになったのは、2回4安打3失点で降板後、報道陣に対応した田中将自身の証言だった。

「こういう風に今日投げられたことで(今後の)ブルペンのセッションだったりで、今日出た反省点や感じたことを生かして調整できたらいいと思います」

投球内容を振り返るなか、初回一死一、二塁で中田に先制3ランを浴びた場面に話が及ぶと田中は苦笑いでこう明かしたのだ。「さっき裏で『田中さん、お久しぶりです』と笑顔で言われました。余裕の笑みで挨拶されました」。登板後にバックステージで対面した中田とのやりとりだった。

中田といえば、田中将の復帰が決まった直後「対戦するのは素直に喜べない。手も足も出ないというのはこういうことを言うんだな、というのを分からせてくれたのが田中さん」と難攻不落の大エースに敬意を評していた。

楽天在籍時、通算54打数10安打(打率1割8分5厘)、1本塁打、3打点、15三振と田中将を苦手としていたこともあり、苦虫をかみ潰していたが、復帰後初対戦でいきなり飛び出した一発で気分もよかったのだろう。

出はなをくじかれ、苦笑するしかなかった田中は「シーズンでは抑えたい? もちろん」と本番での即リベンジを誓っていた。

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