広島・佐々岡監督が〝生き残り〟かける若手にハッパ「ワンチャンスをものにできるか」

矢野を迎える佐々岡監督(右)

広島・佐々岡真司監督(53)が若ゴイにハッパを掛けた。対外試合3戦目となった20日のヤクルト戦(浦添)からはこれまでの若手主体のメンバーから一転、主力選手が続々と先発出場。菊池涼介内野手(30)が2打数2安打1打点をマークすれば、選手会長の田中広輔内野手(31)も2打数1安打1四球と結果を出し、順調な調整ぶりを披露した。

主力が実戦に出場することで若手のアピールする機会は減っていく。ただし、若手も負けてはいない。途中出場の羽月隆太郎内野手(20)が2安打を放つとドラフト6位・矢野雅哉内野手(22=亜大)も安打をマーク。指揮官は「主力が出始めると(若手は)ワンチャンスをいかにものにできるかというところ。今日も少ないチャンスの中で羽月にしても矢野にしてもいいアピールをしている。今後もどんどんアピールしてほしい」と呼び掛けていた。

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