ラグビー界のスーパースター 元NZ代表のSOダン・カーターが現役引退

ダン・カーター

ラグビーの元ニュージーランド代表SOダン・カーター(38)が20日、自身のSNSで現役引退を表明した。

カーターは、この日自身のツイッターで「私は本日(20日)、正式にプロラグビー選手を引退します。32年間プレーしてきたラグビーは、今の自分を形つくってくれたスポーツです。私の関わってくれた全ての人、特にファンの皆さんには感謝してもしきれません。今後もラグビーは私の人生の一部であり続けます。ありがとうございました」とコメントした。

カーターはラグビー界のスーパースター。ニュージーランド代表「オールブラックス」で112キャップを誇る。司令塔としてチームを引っ張り、2011年ニュージーランド大会、15年イングランド大会のW杯2連覇の立役者となった。ワールドラグビーの年間最優秀選手には3回輝いた。

18年にはトップリーグ(TL)の神戸製鋼に加入。1年目にチームをTL優勝に導き、昨年4月に進退を明らかにしないまま退団。その後、スーパーラグビーのブルース(ニュージーランド)に加入して現役を続行していた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社