【全豪OP】大坂〝なおみ節〟でブレイディ称賛「今日は大変な試合になると思っていたら…」

大坂(左)とブレイディ(ロイター)

テニスの全豪オープン女子シングルス決勝(20日、メルボルン)を制し、2年ぶり2度目の全豪女王に輝いた世界ランク3位の大坂なおみ(23=日清食品)が、優勝スピーチで愛嬌ある笑顔の〝なおみ節〟で会場を沸かせた。

マイクの前に立つと、真っ先に対戦相手のジェニファー・ブレイディ(25=米国)のほうを向き「ジェニー、それともジェニファーと呼びましょうか?」と問いかけ会場を和ませた大坂。「ジェニー、昨年の全米準決勝で対戦し、今日は大変な試合になると思っていたらその通りでした。ここ数か月のプレーを見て刺激を受けています。今後も彼女とプレーすると思うので、慣れないといけないですね」と率直に感想を述べ、相手を賞賛した。

また、コロナ禍でも大会開催に踏み切った主催者、観戦に訪れてくれた地元ファンにも感謝。「前回のグランドスラム(昨年優勝した全米オープン)は、無観客でした。今大会は、大きなエネルギーをもらえました。心を開いて、私たちを迎えてくれてありがとうございます」。拍手喝采を浴びた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社