【スターダム】七番勝負5連敗のウナギ“大化け”も…小波「星輝ありさのようなものを感じた」

ウナギ(左)にキックを見舞う小波

大化けの予感だ。21日の女子プロレス「スターダム」東京・新木場1st大会で、ウナギ・サヤカ七番勝負第5戦の相手となった小波(24)が後輩の可能性に期待を寄せた。

ここまで4連敗とすでに負け越しているウナギに対し、小波はフロントネックロック、タランチュラなどの関節技で追い込んでいく。かかと落とし、ギロチンドロップをもらう場面もあったが、最後はトライアングルアームロックでタップを奪った。

試合後に無言を貫いたウナギとは対照的に、危なげなく勝利を収めた小波は「戦ってみて、気迫だけはある」と余裕のコメント。だが続けて「そういうやつが化ける可能性が高い。ちょっと星輝ありさのようなものを感じた」と昨年5月に引退した元ワンダー王者の名前を挙げ評価した。

自身は団体10周年記念大会(3月3日、日本武道館)で朱里(32)の持つSWA王座への挑戦を控えるが、ウナギに対して「すぐ本戦に絡んでくるような選手になる気がする。その時は本当の地獄を見せてあげましょう。ジ・エンド!」と充実の表情で控室に消えた。

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