現職議員も関与! スーパークレイジー君が〝戸田市政の闇〟を暴く

圧力に屈しないスーパークレイジー君

埼玉・戸田市議のスーパークレイジー君(34)に降りかかった辞職圧力騒動が拡大している。クレイジー君は自らをハメようとしている関係者を次々と直撃し、真相を暴いているのだ。

当選後、クレイジー君は選挙管理委員会(選管)の事務局長から深夜に呼び出され、「今すぐ辞職すれば、株が上がる」「戦う相手は巨大組織」と遠回しに辞職を促されたことを暴露。選管は「発言は不適切だった」として、事務局長は異動となっていた。

その後もクレイジー君は止まらない。記者会見を開き、辞職圧力や住居実態がないことを理由にした当選異議申し立てが出た背景に宗教団体が関与していると爆弾発言。さらに新たな動きが判明した。

市議選に落選していたNHK党の黒瀬信明氏が「現職市議から『クレイジー君に当選異議申し立てを出さないか』との電話があった」とユーチューブ上で暴露。これを知ったクレイジー君は、A議員や所属する会派を率いるB議員に直接問いただすべく、20日に面会を試みたのだ。

双方とアポイントは取れたものの面会の直前で、ドタキャン。それでもA議員は電話口で、黒瀬氏の話を事実だと認めたという。

「A議員は『裁判になったら面白いと思い、(異議申し立ての誘いは)自分の判断だった』と言っていた」(クレイジー君)。黒瀬氏も本紙に「A議員は悪気があったようには思えない」と話し、時系列的にもA議員が辞職圧力騒動の〝首謀者〟というワケではなさそうだ。

とはいえ、市役所、議会内でクレイジー君に対して、「排除したい」「足をすくいたい」との空気が充満している証左ともいえる。

「(首謀者は)いろんなところから分散して、異議申し立てが出てくればラッキーということだったんでしょう。大人のイジメには屈しない。真実を知りたい」とクレイジー君は最後まで戦い抜くつもりだ。

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