「ペンギン投法」のヤクルトOB・安田猛氏が胃がんで死去

サイドスロー投手として活躍した安田猛氏

ヤクルトは21日、OBの安田猛氏が20日の午前2時半に胃がんのため東京都内の自宅で死去したと発表した。73歳だった。

福岡県出身の安田氏は小倉高、早大、大昭和製紙を経て1972年にヤクルトに入団。身長173センチの小柄なサイドスロー投手として活躍し、現役10年間で358試合に登板し93勝80敗、通算防御率は3・26だった。独特な投球フォームは「ペンギン投法」とも呼ばれた。

通夜、告別式は家族葬にて行う。

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