さまざまな「長崎」ずらり 長崎南山手美術館でグループ展「小さな長崎~ミニ原画を中心に~」

長崎をテーマに描いたイラストなどが並ぶ会場=長崎市、長崎南山手美術館

 長崎県内を中心に全国の10~40代の若手作家が「長崎」をテーマに手掛けたイラストなどを紹介するグループ展「小さな長崎~ミニ原画を中心に~」が、長崎市南山手町の長崎南山手美術館喫茶スペースで開かれている。28日まで。入場無料。
 同市のイラストレーター、天壌(てんじょう)さんが長崎を題材にしたイラストを全国に発信しようと企画。SNS(会員制交流サイト)で参加を呼び掛け、県内外の作家ら32人が縦横5センチを中心に手のひらサイズの作品計約230点を出品した。
 同展は前期、後期に分けて実施。17~28日までの後期では、北海道や栃木県、大阪府など県外作家9人を含む17人の約100点を展示。何げない街並みから、観光名所や県産品まで、それぞれの作家がイメージする長崎が水彩やアクリル、ペンなどで丁寧に描かれ、来場者を楽しませている。ステンドグラスのアクセサリーなどもある。
 天壌さんは「勢いのある作家が集まった作品展。見て元気を出してもらいたい」と話した。
 会期中はインターネットでも展示作品の鑑賞、購入ができる。公開時間は午後6時~午前10時に限定。詳しくは同展ホームページ(https://tenjoumam.wixsite.com/nagasakii-llust)

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