ギリシャ1部PAOKの元日本代表MF香川真司(31)が21日に行われたラミア戦で途中出場し、4―0の勝利に貢献した。
3―0で迎えた後半16分にMFアムル・ワルダ(27)に代わってピッチに投入された香川。周囲の選手と落ち着いてボールを回しながら攻撃にリズムを作り、スムーズにポジションチェンジする場面も見られるなど連係が高まってきているところを見せた。ゴールこそならなかったが、移籍後最長となる29分間プレーして調子を上げていることを印象付けた。
香川投入の後に1点を追加したPAOKは完勝。暫定2位に浮上し、シーズン最終盤へ向けて弾みをつけた。
次戦27日の6位トリポリス戦へ向けて、香川もチームも良い状態で臨めそうだ。