水ぬれ、落書き…傷ついた本集め展示 横浜・保土ケ谷図書館

© 株式会社神奈川新聞社

破損した書籍を手にする横手さん=市立保土ケ谷図書館

 ぬれたり切り取られたりして貸し出しできない本を集めた企画展「本が泣いています」が、横浜市立保土ケ谷図書館(同市保土ケ谷区)で開かれている。水を吸った小説や切り取られた図録、落書きされた絵本など50冊以上を展示している。28日まで。

 同館によると、2016年に貸し出した44万8千冊のうち7千冊以上が破損した。返却時に水ぬれやシミに気づいた職員らは修復を試みるが、「除籍」するケースも少なくないという。

 司書の横手寛汰さんは「書籍の破損は全国の図書館が抱える課題。傷ついた本を手に取って気付きになれば」と来館を呼び掛けている。問い合わせは、同館電話045(333)1336。