新潟初 ミセスコンテスト「ミセスオブザイヤー新潟大会」が今年8月に長岡市で開催

大会では、「かっこいい女性」を輩出し、SDGsのGOAL3とGOAL5の実現を目指していく

ミセスコンテスト「ミセスオブザイヤー新潟大会」が今年8月29日に長岡ベルナール(予定)で開催される。ミセスオブザイヤーは2020年に始まった大会で、今回新潟では初開催となる。大会では、「かっこいい女性」を輩出し、SDGsのGOAL3(あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し福祉を推奨する)とGOAL5(ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る)の実現を目指していく。

エントリーは人生100年時代の大きな転機に

この新潟大会の統括プロデューサーを務めるのは、長岡市で「ささがわコンタクトレンズ」を運営する有限会社光明舎代表取締役の笹川正子さん。

笹川さんは、24歳の時に発症した慢性関節リウマチのため一時期は寝たきりになったことがある。こうした経験から、健康の大切さや健康寿命の重要性を痛感している。

そして、その大病から約四半世紀後の2019年に笹川さんは大きな転換期を迎えた。友人に誘われて出場した「ミセス インターナショナル グローバル2019」日本大会でグランプリに輝いたのだ。さらにマレーシアで開催された世界大会でアンバサダー賞を受賞した。その世界大会でマレーシアを訪れた時、日本だけではなく世界中が長寿社会になりつつあること実感したという。

健康や美について考える機会のあった笹川さんは、「女性にとって健康寿命は美容寿命でもあると思っています」と語る。そして「人生100年時代の今、かつてと違い40〜50代になっても若々しくいることができる時代だと思います」と話していた。

この大会は、そんな若々しくいることができるためのチャンスの扉を開く大会だという。大会にエントリーをすると、審査前にウォーキング、メイク、スピーチなどのレッスンを3回受けることができるのだ。また20歳以上の40人に1人が緑内障目を発生すると言われている中、レッスンでは、本業の知識を活かし目の健康についても伝えていきたいという。「新潟県は美容室の数、女性の就業率も高く、女性が活躍できる可能性の高い地域です。その新潟で(コンテスト本番までの数ヶ月間、)濃密な数ヶ月間、どう変わっていきたいのか一緒になって考えていきたい」と笹川さんは話す。なお、審査までの数ヶ月間、参加者が取り組んできたことをコンテスト前にスピーチしてもらう機会も設けるそうだ。

笹川正子さん(略歴は下記に記載しています)

昨年の沖縄大会、準グランプリは86歳

一方、若々しくあり続けるという目標を含め、自身の目標や願いを達成するためには、それに向けて挑戦するという気持ちが重要となる。この挑戦を促したいと、笹川さんは現在、本業のかたわら、「人生100年時代へのヒント」と題した講演活動を各地で行ない、人生を充実させるためのヒントを聴講者に語りかけている。「今のこの状況(コンテストでの受賞、各地で講演活動)はかつての私には想像できないものです。しかし、ほんの小さなきっかけで人生100年時代へ向けて進むべき次へのヒントが得られます」と話す。

笹川さんにとってもミセスコンテストへの出場はそんな挑戦だったという。「40〜50代は子育てが落ち着いて人生を振り返る時期です。私もそうした環境下で挑戦したいという気持ちがあり出場した」と振り返る。
.
さらに新潟大会の総括プロデューサーを引き受けたのも、笹川さんにとっては挑戦だ。「昨年末に私がグランプリをいただいた大会から日本ディレクター就任のお話をいただきましたが、考えた末に頑張る女性を応援したいと新潟大会のプロデューサーを引き受けました。大会を通じて新潟から女性を元気に、そしてかっこいい女性の力で地域を元気にしていきたい」と話す。さらに続け、「人生の最期を迎えた時、やった後悔よりもやらなかった後悔のほうが深いといわれています。新潟の女性には自身にリミットを作らず、どんどん挑戦していただきたい。何かを始めるのに遅いということはありません」と語っていた。

ちなみに昨年の沖縄大会では、準グランプリに86歳の糸数千恵子さんが輝やき、彼女のピンと伸びた姿勢や前向きなマインドは、人生100年時代のロールモデルになる得るもので、多くの女性に勇気を与えたという。このことからも分かる通り、大会で求められるのは、美しい容姿(細いウエストや8頭身など)や年齢制限などはなく、人生経験と挑戦したい意欲だ。

笹川さんは現在、本業のかたわら、「人生100年時代へのヒント」と題した講演活動を各地で行ない、人生を充実させるためのヒントを聴講者に語りかけている

エネルギーを集中することは、その後の人生のプラスに

大会は、自身の輝きのためばかりではなく、周囲に大きなエネルギーを与え、一体感が生まれるという効果もあるようだ。「私が出場するとき、最初家族は『できれば、やめてくれ』といっていました。しかし、だんだんと応援してくれるようになり、夫は世界大会まできてくれました」(笹川さん)

またサロンやエステを経営する女性や来店客が出場すれば、周りの来店客が応援してくれて店と来店客の間に一体感が生まれ、店の活性化につながるという効果も期待できる。

笹川さんは、「学生時代、皆が経験した運動会や合唱コンクール、学園祭などではとにかく頑張り、その結果一体感が育まれていきます。また一定期間内にエネルギーを集中することは、その後の人生の糧にもなっていきます。コンテストもそれに近いのだと思います」と語っていた。

なおオンライン説明会が28日21時から開催されるほか、3月14日には新潟市のユニゾンプラザで、21日には長岡市のアレーレ長岡でそれぞれ説明会が行われる。詳細や問い合わせは、事務局電話070—8402—3647もしくは下記に記載のfacebookあるいはLINE(下記にQRコードを掲載)からできる。

【大会 概要】
年齢区分
1.Brilliant部門 20歳~42歳の女性
2.Precious部門 43歳以上の女性
※1.2は結婚している、または結婚歴のある女性、シングルマザー。
3.Gorgeous部門 30歳以上で結婚歴のない女性(出産歴は問いません) ※年齢区分は2021年7月1日時点を基準といたします。
※日本国籍、または日本に15年以上在住し、永住権を取得されている人で、日本の文化と伝統に誇りを持つ人
※全国18都道府県で地方大会が予定されております。
※新潟大会上位者は日本大会に出場します。
※現在、大会の後援・協賛募集中です。

【エントリーの流れ】
1.WEBエントリー
2.1次選考(書類選考)(無料)
3.2次選考(面談・状況によりオンライン可)(無料)
※1次選考を通過された方には2次選考のご案内を差し上げます。
4.新潟大会出場決定(エントリーフィー税込1万円)
5.面談などを経て新潟ファイナリスト確定。新潟大会に向けてのレッスンスタート。

【関連サイト】
新潟大会 公式サイト
https://peraichi.com/landing_pages/view/moyniigata/

新潟大会 facebook

新潟大会 Instagram
https://www.instagram.com/mrs_of_the_year_niigata/?hl=ja

※facebook、Instagramからは問い合わせができます。

笹川正子氏 略歴
昭和40年生 新潟県長岡市生。
ミセス ジャパン インターナショナルグローバル2019グランプリ
ミセス インターナショナルグローバル2019 アンバサダー賞
Mrs of The Year 2021新潟大会 統括プロデューサー
有限会社 光明舎(こうみょうしゃ)代表取締役
公益社団法人 日本医業経営コンサルタント協会 登録認定コンサルタント
日本実務能力開発協会 認定コーチ にいがた観光特使
インスタグラマーでもあり、わずか1年でフォロワー3万を達成。数々企業SNSアンバサダーを務める。

© にいがた経済新聞