香取慎吾主演「アノニマス」がクランクアップ 。「またこの部屋で、会える時が来たらいいな」

テレビ東京系の連続ドラマ「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」(月曜午後10:00)がクランクアップを迎えた。

SNSでの誹謗(ひぼう)中傷や炎上などが後を絶たず、キーボードによる殺人=指殺人(ゆびさつじん)が、社会問題になってきていることを受け、警視庁に新設された「指殺人対策室」(通称・指対)に所属する万丞渉(香取慎吾)たちが、顔の見えない犯罪者=アノニマスを捜査し見つけ出し、その闇を暴いていく本作。

香取はまず「このコロナ禍の中で、世界中が、みんなが初めての体験をしている中で、今までやってきたドラマの撮影とは違う形で、感染症対策などできる限りのことをみんなで尽くしながら撮影してきましたが、でもどこか、本当にいつの日か(撮影が)止まっちゃうんじゃないかなって不安な部分もありました」と特殊な環境下での撮影に不安があったことを率直に明かした。

そして、久しぶりにドラマで主演を務めたことについては、「ドラマ、大変ですね。結構子どもの頃からやらせてもらってきましたが、テレビドラマからちょっと離れて、またこうして呼んでもらえて参加させてもらってうれしい気持ちもありましたが、ドラマってこんなに大変だった?というくらい本当に大変で(笑)。遅い時間までみんなで頑張って、またすぐ次の日の朝にはおはようございますと、もうみんな恐くなりますよね(笑)」と大役を担った苦労と喜びを語った。

さらに、「でもね、楽しかったです。楽しかったなあ、本当に。大変だったものがあるからこそ、皆さんと一つのものを積み上げていってここまでこれて楽しかったです。この作品に参加できて、本当に幸せでした。またこの部屋で、会える時が来たらいいなと(ニヤり)。本当にありがとうございました。お疲れさまでした!」と続編への期待をのぞかせつつ、締めくくった。

なお、テレビ東京公式YouTube(https://youtu.be/x0y15BFzbW4)やTwitter(https://twitter.com/txdrm_anonymous)では、2月15日放送・第4話までの内容を凝縮した215秒にも及ぶ動画が解禁。香取が歌う主題歌吾「Anonymous (feat.WONK)」に乗せて、まるで走馬灯のように展開し、ドラマの世界観を堪能できる。

本日2月22日放送・第5話では、大人気動画配信者・さわてぃ(橋本淳)から、指対に依頼が来る。SNSでの誹謗中傷が1カ月前に突然増加し、ついに「死んで詫びろ」という脅迫が届き怖くなったという。その脅迫行為がさらされて大バッシングを浴びることになった星野秀一(萩原利久)は、現実世界はもちろん、ネットの世界でも居場所を失ってしまうことに。しかし、星野を知る司書の山名栞(鞘師里保)は星野のことをいい人だと言う。さわてぃも何かを隠している様子を見せる。そんな中、万丞とその相棒・碓氷咲良(関水渚)は星野の説得を試みるも、星野は最悪の選択を取ってしまう――。

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