【フロリダ州セントピーターズバーグ21日(日本時間22日)発】WWEのPPV大会「エリミネーション・チェンバー(EC)」が配信され、元UFC戦士の人気者リドル(35)が、US王者王者のボビー・ラシュリー(44)、ジョン・モリソン(41)とのトリプルスレッド戦を制して、歓喜の初王座戴冠を果たした。
キース・リー(36)が緊急欠場したため、キックオフショーの挑戦者決定戦を制したモリソンが出場。開始は王者が驚異のパワーで2人を蹴散らすも、リドルとモリソンは共闘して王者を排除してしまう。
リドルは場外のモリソンにフローティングブロ(旋回式セントーン)を見舞うなど軽快な動きを見せる。しかしここで王者が復活。リドルを豪快なアタックで場外に吹き飛ばした。
だが元UFC戦士は負傷している王者のセコンドMVP(46)の松葉づえを取り上げて、ラシュリーを連打。王者を戦闘不能に追い込むと、モリソンにプロデリック(変型ドライバー)で3カウントを奪取。WWE入団からわずか2年半で悲願の王座を手中にした。