三原じゅん子副大臣、古市憲寿氏の“人間らしい発信”要求に「さすが古市先生」

三原じゅん子厚生労働副大臣

厚労省は22日、「コロナ禍の雇用・女性支援プロジェクトチーム~もっとあなたを支えたい~」(全5回)の初会合を開いた。

新型コロナの影響を受けた女性や支援を必要とする人に雇用政策や生活支援策の情報が行き届いていない現状を踏まえ、情報発信強化のため三原じゅん子副大臣(56)がリーダーを務め、プロジェクトチームを設置。プロジェクトのメンバーは三原氏のほか、宮崎謙介氏の妻・金子恵美元衆院議員(42)、ハイヒール・リンゴ(59)、国際政治学者の三浦瑠麗氏(40)、モデルで現役慶大生のトラウデン直美(21)、社会学者の古市憲寿氏(36)らが顔を揃えた。

初会合で存在感を放ったのは古市氏だ。この日はリモートでの出席だったが、「ほとんどの国民は厚労省って人間が働いてると思ってないと思うんですよ。現状は、省庁の方の名前が出るときってスキャンダルとかしかないじゃないですか。もっと積極的に顔と名前を発信して人間らしい発信をしてほしいと思います」とワイドショー番組さながらの古市節で会合を盛り上げた。

会合を終えた三原副大臣は「第1回目としては『人間らしい発信』というフレーズが(会合で)一番多く出たし、キャッチーだったのかな。さすが古市先生という感じではありました。決して私たちが上から目線でいてはいけないという気づきがあり、本当にありがたかったです」。人選はひとまず、成功だったようだ。

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