【米男子ゴルフ】シニア出場のミケルソン 思い出の地で快挙達成なるか

フィル・ミケルソン

ゴルフの米ツアーで通算44勝のフィル・ミケルソン(50=米国)は今週、史上初の快挙を狙って思い出のコースでのシニアツアーに出場する。

ミケルソンが今週出場するのは、アリゾナ州ツーソンで行われるシニアツアー「コロガード・クラシック」。開催コースのオムニ・ツーソン・ナショナルリゾートは、1991年にアマチュアで優勝したレギュラーツアーの「ノーザン・テレコム・オープン」が開催されたコースでもある。

米ツアーでアマチュアが優勝したケースはこれ以来、40年ない。その快挙を達成したコースで今週狙っているのが、史上初となるシニアツアーでのデビュー3連勝だ。

昨年6月に50歳となり、シニアツアー参戦の資格を得たミケルソンは、8月のデビュー戦「チャールズ・シュワブ・シリーズ」で優勝。2戦目だった10月の「ドミニオン・エナジー」でも優勝した。

そして今週が3試合目。アリゾナ州立大時代には前出のツアーVに加えて3度の大学王者に輝くなど、準地元ともいえるアリゾナで快挙を達成できるかに注目だ。

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