20年の落とし物拾得3割減・県内 ウイルス禍の外出自粛影響

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県内の拾得物届け出数の推移

 2020年に新潟県内であった落とし物の拾得件数は約17万9千件で、前年から3割減ったことが22日までに、県警のまとめで分かった。新型コロナウイルスの影響で、外出自粛が広がったことが影響したとみられる。

 県警会計課によると、拾得現金の総額は前年比約2千万円減の2億1251万円。拾得物品の数は、前年から4万8千点ほど減り、約22万8千点だった。

 現金の拾得が2億円を超えたのは9年連続。100万円以上の高額拾得は同2件増の6件で、最高額は阿賀野市であった217万円。拾得現金のうち持ち主が見つからず、約2900万円が拾い主に引き渡された。拾い主が辞退するなどした約4千万円は県の歳入になった。

 物品の分類別では「傘」が7割減の約9千点、「衣類」が半減の約1万点だった。県警会計課は「ウイルス禍の外出自粛が、遺失物の減少につながったのではないか」と話した。