バラク・オバマ米元大統領(59)と米ロック界のレジェンド、ブルース・スプリングスティーン(71)がタッグを組んだポッドキャスト対談が22日公開された。
音楽ストリーミングサービス「Spotify」による2人のトーク番組「反逆者/ボーン・イン・ザ・USA」は全8話。昨年、ニュージャージー州にあるブルースの自宅で収録された。
Spotifyは番組について、「人生背景やキャリアが全く違う2人だが、これまで親交を深めてきた。番組を通じてリスナーは彼らの私的で親密な会話をこっそり聞くことができる」としている。
番組では故郷や理想の人物像、現代人の生き方などについて語り、米国社会の〝分断〟問題では国民が団結できるように提言するという。
オバマ氏は「ブルースとは何の共通点もないように見えるけど、長年の付き合いで共通の認識があることに気づいた。仕事や家族やアメリカについてね。私もブルースも、たくさんのことを与えてくれたこの国を理解するための人生を歩んできたんだ」と語った。
番組の企画制作はオバマ夫妻の制作会社「ハイヤー・グラウンド」が担当した。