【センバツ】九州王者・大崎が福大大濠と〝決勝リマッチ〟 聖地でも「離島旋風」なるか

抽選会はリモートで行われた(代表撮影)

九州王者が聖地に「離島旋風」を巻き起こす。第93回選抜高校野球大会(3月19日から13日間・甲子園)の組み合わせ抽選会が23日、オンラインで行われ、大崎(長崎)は第3日第2試合で福岡大大濠(福岡)と対戦することが決まった。

長崎県西海市の人口約5000人の「大島」で唯一の県立校。廃部寸前の危機に瀕することもあったが、猛練習からの急成長で強豪校を次々となぎ倒し、58年ぶりに昨秋の県大会を制した。そしてその勢いのまま昨秋九州大会でも快進撃を遂げて初優勝。離島からの甲子園出場は春夏通じて8校目の快挙となった。

しかも初戦の相手は昨秋九州大会・決勝で対戦した同じ福岡大大濠。もちろん、借りを返されるつもりは毛頭ない。秋山章一郎主将(2年)は「一度対戦している相手だが冬を越して、力を付けてきていると思う。自分たちの力を発揮し、思う存分野球をしたい」と言葉に力を込めた。

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