アーバンギャルドの松永天馬が"無観客人生゛(LIVE)"『七人の天馬』をホワイトデーに開催!

アーバンギャルドの松永天馬が、無観客人生゛(読み方:LIVE)『七人の天馬』を、3月14日のホワイトデーに開催する。

『七人の天馬』は青山・月見ル君想フを会場に行なわれる松永初の無観客配信ライヴ。無観客ならではの演劇的、映像的演出を駆使して、松永が”七人の天馬”を演じる。

配信チケットは松永本人のツイキャスアカウントにて本日20時より発売開始。先着でおまけ映像も配布される。

以下、松永天馬から届いたコメントを紹介しよう。

「こんな無観客、ごめんね」

無観客ライヴは本当に無観客なのか? いや、無観客ライヴは、演者自身が観客だ。

ステージに立つ者が同時に観客になれる唯一の手段だ。

コール&レスポンスは闇に吸い込まれ、歌声はがらんどうの会場に反響するばかり。だからこそ、

演者の自意識はますます肥大し、乖離し、分裂する。

今宵、松永天馬を始めとする七人の天馬が「月見ル君想フ」に集うだろう。

天馬と天馬の対バンライヴか、それとも孤独極まれるワンマンライヴなのか。

天馬たちの競演、眼差し合いを、あなたは目撃する……。

【松永天馬プロフィール】

1982年8月12日、東京生まれ。

音楽家にして作家にしてときどき俳優。

詩人であり、全身表現者であり、人間の内面をえぐり出す「いま、もっとも気持ち悪い男」。

2011年、“トラウマテクノポップ”バンド・アーバンギャルドのヴォーカル、コンセプターにしてリーダーとしてメジャーデビュー。多くの歌詞を担当し、ポップかつ実験的、独特な言語世界を構築。

2015年、早川書房より「自撮者たち」を発表し作家活動を開始。

2017年、よりディープな詩世界、”男性”性に踏み込んだキャリア初のソロアルバム『松永天馬』をリリース。バンドと並行してソロ活動を本格化。

2018年、初の長編映画『松永天馬殺人事件』を監督・脚本・音楽・主演。新人映画の登竜門「MOOSICLAB2018」にてミュージシャン賞、男優賞のほか、余りにも規格外な内容であることから急遽新設された「松永天馬賞」を受賞後、劇場公開。

2019年、タワーレコード内にプライベートレーベル「TEN RECORDS」発足。第一弾としてセカンドソロアルバム『生欲』リリース。

自作詩を朗読して勝敗を決める「詩のボクシング」の世界チャンピオンタイトル保持者でもあり、ジャンルを越境して多岐にわたって活動する全身表現者。

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