新潟市で写真パネル巡回展「帰還困難区域に生きる」が3月に開催

帰還困難区域写真パネル巡回展ネットワークは、写真パネル巡回展「帰還困難区域に生きる」を、さいたま市、仙台市、横浜市、東京都新宿区、新潟市で開催する。入場無料。

新潟市では、東日本大震災から10年目の日にあたる3月11日から15日まで、新潟市中央区のNEXT21 6階 新潟市民プラザミニギャラリーで行う。開館時間は午前9時から午後7時。

原発事故10年目を迎える福島県阿武隈高地の暮らしの営みを伝え、未来に向けて再び歩み出したいという住民たちの想いを綴った写真パネル展。

パンフレットによると、かつて阿武隈高地の人々は、豊かな自然の中で、協力し合いながら、歴史や文化を大切にして地域に根付いた暮らしを営んできた。しかし、原発事故は、こうした生活を一切奪い、住民たちは、避難先で家族や知人などと離れ離れの生活を余儀なくされている。一方、未だ厳しい立ち入り制限が続く帰還困難区域では、ふるさとの荒廃が進み、懐かしい風景は大きく変わってしまったという。

パンフレット

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