評価の高いノンフィクションが読めるサブスク型の新サービス「SlowNews」提供開始

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スマートニュース株式会社の子会社であるスローニュース株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:瀬尾傑)は2021年2月24日、ノンフィクションに特化したサブスクリプション型Webサービス「SlowNews」の提供を開始した。同サービスは、ノンフィクションの傑作や話題の本、国内外の長編記事など厳選したコンテンツを届けるもの。利用料は月額1,650円(税込)の定額制。

主要出版社と提携

「SlowNews」のサービスの特長は以下のとおり。

(1)主要ノンフィクション各賞の受賞作や、海外メディア翻訳記事など厳選されたコンテンツを紹介
(2)ウェブベースで利用可、横書き表示でスマホでも読みやすい
(3)ジャーナリズムの持続的な発展を支援

上記(1)では『ネットと愛国』(安田浩一著、講談社刊/講談社ノンフィクション賞受賞)、『軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い』(松本創著、東洋経済新報社刊/講談社 本田靖春ノンフィクション賞受賞)など話題の書籍や時代を超えた傑作、ノンフィクションや調査報道の長編記事を厳選して配信。

写真は、『ネットと愛国』(安田浩一 著、講談社)

書籍は、岩波書店、KADOKAWA、講談社、光文社、東洋経済新報社、文藝春秋の6社の協力の下、100冊以上のノンフィクション作品を掲出(サービス開始時)。

アエラの「現代の肖像」も

記事は、The New York TimesやThe Guardianなど海外メディアの調査報道の翻訳記事を収録。

中でもオンラインメディアとして初めてピューリッツァー賞を受賞した米国「ProPublica」の記事を日本で初めて提供する。また国内ではニュース週刊誌「AERA」(朝日新聞出版)から人物ノンフィクション「現代の肖像」の話題作が配信される。

書籍をはじめ配信作品は随時、追加、更新をしていく予定だという。

上記(3)では、スローニュースが調査報道に取り組むジャーナリストへ、取材費用の支援などを行う「調査報道支援プログラム」から、プログラム参加者が提供する記事をオリジナルコンテンツとして独占配信する。高橋ユキ氏、宮下洋一氏、横田増生氏、吉田千亜氏ら、各賞受賞者や注目のジャーナリストが長期間の取材に取り組んだ作品を配信する予定。本サービスの収益の一部は「調査報道支援プログラム」に使用し、ジャーナリズムの最も重要な役割を担う調査報道が継続的に生み出される環境づくりに取り組むという。

スローニュース株式会社は2019年2月設立。ジャーナリズムの最も重要な役割を担う「調査報道」を次の時代にどのように残すのかに取り組み、すでに「調査報道支援プログラム」を展開している。社長の瀬尾傑氏は、「日経ビジネス」「週刊現代」などを経て、スマートニュースに入社。インターネットメディア協会代表理事。

  • 書名:SlowNews

(BOOKウォッチ編集部)