バルサ負の連鎖断ち切る メッシ2発で首位アトレチコの背中見えた

メッシ(左から2人目)は2ゴールの活躍(ロイター)

スペイン1部バルセロナが悪い流れを断ち切った。16日の欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦でパリ・サンジェルマン(フランス)に1―4で大敗すると、21日には格下のカディスにホームで1―1の引き分けとなっていたが、24日のホームにエルチェを迎えた一戦は3―0で快勝した。

0―0の後半3分にエースFWリオネル・メッシ(33)が、先制ゴールを決めると、同24分にはこの日2点目。これで今季18ゴールとし、得点ランキング単独トップに浮上。後半28分の3点目にも絡んで勝利を演出した。ロナルド・クーマン監督(57)は「2試合勝てなかった後で勝つ必要があった。前半はもっとうまくやるべきだったが、後半は素晴らしかった」と満足げに振り返った。

リーグ戦の順位はジワリ上昇中。カディス戦でリーグ戦の連勝は7でストップしたが、14試合無敗(11勝3分け)とし、3位に浮上した。首位のアトレチコ・マドリードとは勝ち点5差、2位のレアル・マドリードとは勝ち点2差まで迫った。リーグ制覇は決して不可能ではない位置まで盛り返してきた。

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