レンジャーズの有原航平投手(28)は24日(日本時間25日)にアリゾナ州サプライズで行われているキャンプで初めてライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板した。ルーグネッド・オドル内野手(27)らを相手にスプリットやチェンジアップなどを交えて1イニング、23球を投げた。
練習後にオンライン会見した有原は「まずはしっかりバッターに対してストライクを投げられたので、今日はよかったんじゃないかと思います。ブルペンとは違って対バッターでフィールドのマウンドだったので、今年の始まりということでフレッシュな気持ちで臨めました」と振り返った。
キャンプインしてから1週間経過し、ボールが滑りやすいアリゾナの乾燥した環境に適応。メジャー球をだいぶ操れるようになり、スプリットやチェンジアップの落ち方も悪くなかったという。「キャッチボールで自分の手に感覚を覚えさすというか、力の入れ具合だったり日本とは少し違う部分があるので、そこの感覚をつかめるように日々のキャッチボールを大事にやってます」
真っすぐの球速はまだ物足りないが、意識的に高めの速球も試した。「今日は1球いい高さにいって、打ち取ることもできたので、有効的にこの先も使っていけたらなと思います」
レンジャーズのオープン戦は28日(同3月1日)から始まる。「まあ近々投げるということは決まっているので、そこに向けて調整したい」。実戦デビューへ順調だ。