認知症の予防法などネットで公開 岡山大病院センターの市民講座

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オンラインで公開されている認知症に関する市民講座

 岡山大病院認知症疾患医療センター(岡山市北区鹿田町)は、認知症の予防法やリスクなどについて学んでもらう市民講座「明日から取り組む 認知症へのそなえ」をインターネット上で公開している。3月15日まで。

 「認知症の予防について」(42分間)では、同大病院脳神経内科の山下徹准教授が「喫煙や糖尿病などで脳の血管に負担がかかると認知症の一種・アルツハイマー病の発症リスクが高まる」と解説。禁煙や適度な運動の重要性を強調している。

 睡眠時間が6時間未満だとアルツハイマー病の原因となるタンパク質が脳内に蓄積されやすいというデータも示し「過剰な睡眠も良くないという研究もあり、最良とされているのは7~8時間」とも述べている。

 同大病院の公認心理師は、複数の単語の記憶や暗算といった認知機能検査を20分間で紹介。ソーシャルワーカーは24分間で、介護保険の申請の流れや認知症に関する相談窓口などを伝えている。

 市民講座は毎年、学内施設などで開いているが、今年は新型コロナウイルス禍でオンライン方式とした。