電動化に対応! メルセデス・ベンツが新型Cクラスを発表 ~Sクラス譲りの最新機能を搭載~

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2021年2月23日(現地時間)、欧州でメルセデス・ベンツのロングセラーモデル「Cクラス」が発表された。よりスポーティに生まれ変わったデザインや電動化された新エンジン、デジタル化が進むインテリアなど見どころは満載だ。まずは速報でフルモデルチェンジした新型Cクラスの情報をお届けする。

メルセデス・ベンツ 新型Cクラス[2021年2月23日発表・5代目]

メルセデス・ベンツの稼ぎ頭がフルモデルチェンジ

メルセデス・ベンツは2021年2月23日(現地時間)、新型「Cクラス」「Cクラスステーションワゴン」をフルモデルチェンジし、オンライン上で世界初公開した。新型は、Cクラスとして5代目のモデルとなる。

2014年デビューの現行型(4代目)Cクラスは、セダン・ワゴンを合わせ世界で250万台以上を販売するヒット作。新型は一見するとキープコンセプトなモデルチェンジのようにも見えるが、実際にはパワートレインや内外装デザインなど全ての面で刷新されている。

Sクラス譲りの最新テクノロジーを次々に搭載

48Vマイルドハイブリッド化によりガソリン・ディーゼル共に電動化を実現

ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの各モデルに、第2世代のISG(インテリジェントスタータージェネレーター:最大15kW/200Nm発生)を搭載した48Vマイルドハイブリッドを採用し、電動化を実現させた。全車が9G-TRONIC9速オートマチックトランスミッションを標準搭載する。

なお今後、バッテリー容量25.4kWhを搭載しEV走行の航続可能距離約100kmを誇る、高性能なPHEV(プラグインハイブリッド)モデルもさらに追加される予定だ。

ボディサイズの拡大は最小限に留まる

新型Cクラスは車軸前後のオーバーハングを切り詰められ、フロントウィンドウの位置も後退。長いホイールベースと組み合わせたことで、先代以上にダイナミックなプロポーションを得た。

ボディサイズは、新型Cクラスセダンが全長4751mm(+65mm)×全幅1820mm(+10mm)×全高1438mm(-9mm)。

新型Cクラスワゴンが全長4751mm(+49mm)×全幅1820mm(+10mm)×全高1462mm(-7mm)。ホイールベースは両車共通の2865mm(+25mm)。全体にボディサイズの拡大は最小限に留められている。

※()内は先代モデル比

Sクラスに次いで後輪操舵システムをオプション採用

新型Cクラスでは、オプションで後輪操舵システム「リア・アクスルステアリング」を搭載した。先ごろ日本でも発表された新型Sクラスに次ぐ採用だ。

60km/hまでの低速時には前輪とは逆に後輪を最大2.5度切ることで小回り性能を向上。60km/h以上では、逆に前輪と同じ方向に最大2.5度後輪を切ることでホイールベースを延長したのと同様の効果が得られ、高速走行時の安定性に寄与する仕組みだ。

デジタル化が進む最新インテリア、日本導入も間近か

インテリアも大きく変革した。新型Sクラス譲りの大型センターディスプレイが備わり、デジタル化をさらに推進。先進性とスポーティさを両立させたデザインとなった。

インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」も第2世代に進化。画面表示は3つの表示スタイル(Discreet、Sporty、Classic)と3つのモード(Navigation、Assistance、Service)により、好みに応じた選択が可能となっている。

フルモデルチェンジした新型Cクラスは、欧州では2021年3月30日より受注をスタート。2021年夏よりデリバリーを開始する。

現段階では日本への導入時期などは明らかにされていないが、現行型などの導入タイミングを考えると、そう遠くはないタイミングで国内にもやってくることだろう。