また「ジダン後任」浮上 ローマ・フォンセカ監督にレアル熱視線

ローマのフォンセカ監督(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードの次期監督レースにまたまた新候補が浮上した。

Rマドリードはジネディーヌ・ジダン監督(48)を今季限りで解任して新監督を迎える計画を進めており、これまでにドイツ1部ライプチヒのユリアン・ナーゲルスマン監督(33)やユベントスなどを率いたマッシミリアーノ・アレグリ氏(53)、アルゼンチン1部リバープレートのマルセロ・ガリャルド監督(45)、内部昇格でBチームのラウル・ゴンザレス監督(43)などが乱立している。

そうした中、イタリア紙「コリエレデロスポルト」は「Rマドリードがローマのポルトガル人監督を注視しているようだ」と報道。イタリアの名門ローマを率いるパウロ・フォンセカ監督(47)もリストアップされているという。

フォンセカ監督は母国の名門ポルトでの監督時代は成績が振るわなかった一方で、ウクライナ1部シャフタル・ドネツクでは3季連続で2冠を達成し、ローマでも現在4位と来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内に位置する奮闘を見せて国外での評価が高い。そんな新進気鋭の指揮官にRマドリードが目を付けたようだ。

また、同紙は「フォンセカはスペインが好きだが、他の主要リーグのクラブも彼のエージェントに接触している。そしてベンフィカが彼を故郷に連れ戻すために書類を作るだろう」と指摘し、ポルトガルの名門も招へいに乗り出す構えだ。

実績では他の候補に見劣りするフォンセカ監督だが、名門は伸びしろに期待してのリスト入りなのか。今後の動向に注目が集まる。

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