県内自治体や施設困惑 高齢者ワクチン接種遅れ

 国が新型コロナウイルスの65歳以上へのワクチン接種開始時期について、当初より10日ほど遅い4月12日にする方針を示したことを受け、県内市町村や高齢者施設から戸惑いの声が上がった。当初の供給量がごく少量であることに加え、本格接種に移行予定の同26日以降の供給量も不透明で「具体的な計画が組めない」と関係者。集団接種会場の確保期間延長を検討する自治体も出てきた。

© 株式会社宮崎日日新聞社