「去年と変わったように見えない」オリックスの“大物”助っ人・ジョーンズが心配だ…

今年は大丈夫!?

オリックスの大物助っ人、アダム・ジョーンズ外野手(35)の状態が心配されている。

宮崎キャンプも終盤に入って対外試合をこなし、連日のようにアピールしているのが2年目の紅林、3年目の太田らの若手とモヤ。視察したあるOBは「この3人の状態がとてもいい。紅林と太田が中心選手になってくれば上位にいける可能性はある。T―岡田と安達が物足りないけど、吉田正は順調だね」と期待を膨らませる。

しかし、一方で不安視されているのが2年目のジョーンズで「動きが鈍く、ボールに向かう体のキレがない。しっかり調整をしてきたようには見えない。アテにできないよ」とこぼしている。大阪・舞洲のキャンプC組での練習を経て16日から宮崎の本隊に合流。減量にも成功したとアピールしたが、周囲は「そんなに去年と変わったようには見えない」とも…。

昨年が打率2割5分8厘、12本塁打。下半身の異変を訴えて離脱を繰り返し、揚げ句にシーズン終了を待たずに帰国している。さすがにフロント陣も「あれだけの選手なんだからこのまま終わるわけがない。しっかり体を作ってきてくれるはずだ」と祈る思いで見守っていたが…。期待が大きい分、周囲の目は厳しくなる。「実戦をこなしながら状態を上げてくるのを待つしかない」ようだ。

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