【ジャンプ】高梨沙羅は銅メダル 世界選手権2大会ぶりの表彰台

銅メダルの高梨沙羅(右=ロイター)

【ドイツ・オーベルストドルフ25日(日本時間26日)発】ノルディックスキーの世界選手権第2日、ジャンプ個人ノーマルヒル(ヒルサイズ=HS106メートル)で予選を1位通過していた高梨沙羅(24=クラレ)は合計276・3点で3位。初の優勝はならなかったものの、個人としては銅メダルを獲得した2017年以来となる2大会ぶりに表彰台に上がることになった。279・6点のエマ・クリネツ(22=スロベニア)が初優勝した。

高梨は1回目のジャンプで104メートルを飛んで、首位と2・2点差の140・5点をマーク。風の状況が目まぐるしく変わる中で飛んだ2回目は100メートルで135・8点としたものの、優勝したのはクリネツ。平昌五輪金メダルで2位となったマーレン・ルンビ(26=ノルウェー)に及ばず「複雑な気持ち」と振り返った。

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