レイズ・筒香 契約最終年に強力ライバル出現も「自分を見失わないようにしっかり」

筒香(ロイター=USA TODAY)

メジャー2年目を迎えたレイズの筒香嘉智外野手(29)は25日(日本時間26日)にフロリダ州ポートシャーロットでのキャンプ3日目を終えてオンライン会見に応じ、今季に向けての抱負を語った。

1年目の昨年はコロナ禍ということもあり、順応できずに苦しんだ。「初めてアメリカでプレーした中で、自分で感じたところを改善できるようにオフを過ごしましたし、今もすごいフレッシュな気持ちと頭でキャンプを迎えられています」と明るい表情だ。

キャンプには体を絞って臨んでいる。「体重は変わってないですけど、すごく動きやすくなってます」。2年契約の最終年で勝負のシーズンだ。キャッシュ監督は一塁手の適性を試すことを明かしている。「(オープン戦でも)結果を出さないといけないタイミングというのは必ず来ると思います。自分を見失わないようにしっかりやっていきたいと思っています」と意気込む。

昨季は左翼の定位置を争ったキューバ出身で2年目のアロザレーナがポストシーズンで打率3割7分7厘、10本塁打、14打点と大ブレーク。状況は厳しいが、負けるつもりはない。2年目の覚醒に期待だ。

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