レッドブル、Mスポーツ・フォードのフルモーを支援。フィエスタの新カラーリングも初披露

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 フランスの若きラリードライバーをサポートするため、レッドブルとMスポーツ・フォードがふたたびタッグを組んだ。エイドリアン・フルモーは、さまざまなエクストリームイベントやモータースポーツ、アスリートらを支援しているレッドブルのサポートを受け、今週末に行われるWRC世界ラリー選手権第2戦アークティックから新しいカラーリングが施されたフォード・フィエスタ・ラリー2をドライブする。

 わずか4年前にラリーのキャリアをスタートさせたフルモーは、2019年のラリー・モンテカルロで初めてWRCのポイントを獲得すると、そのスキルをMスポーツの創設者であるマルコム・ウィルソンに認められ翌年、同チームに育成ドライバーとして加入。2020年シーズンはWRC2クラスで3度の2位表彰台を獲得し、シリーズランキング3位となる実力を発揮してみせた。

 そんな彼は今季、過去17年で16回のタイトルを獲得しているセバスチャン・ローブ、セバスチャン・オジエというふたりの同胞の足跡を辿るべく、最高峰クラスへのステップアップを果たす予定だ。

 25歳のフルモーは僚友のテーム・スニネンとチーム2台目のフォード・フィエスタWRCをシェアし、2021年シーズンの複数のラウンドでWRカーをドライブすることがすでにアナウンスされている。

 一方、これまでその具体的な計画は発表されていなかったが今回、彼のWRCデビュー予定ラウンドが4月22~25日に開催される、WRC第3戦クロアチアとなることが明らかにされた。

 この発表に合わせて今週末のラリーを戦うマシンの新しいカラーリングも初披露され、Mスポーツではオジエが所属していた2017~18年以来となるレッドブルカラーのフォード・フィエスタがお目見えした。フルモーが週末のアークティックで走らせるのはラリー2仕様のマシンだが、次戦クロアチアではフィエスタWRCにレッドブルカラーが施されることになる。

エイドリアン・フルモーがドライブするフォード・フィエスタ・ラリー2

「レッドブルは私たちと同じようにエイドリアン(・フルモー)に可能性を見出している。彼らをMスポーツ・ファミリーに迎え入れるのは素晴らしいことだ」と語るのは、Mスポーツ元代表で現在はマネージングディレクターを務めるウィルソン。

「我々はレッドブルとともに信じられないようなパフォーマンスを達成した。表彰台の頂点に戻ることを目標にチームがそのパフォーマンスを再現することを期待している」

「また、これは新しいレギュレーションに対応するための努力の第一歩でもある」

「私たちのリソースの多くは(ハイブリッドを採用したラリー1規定がスタートする)2022年に向け、最高のパッケージを用意するために費やされている。そのため、レッドブルを迎えることはチームにとって大きなプラスになっているんだ」

ルノー・ジャムール(左、コドライバー)とエイドリアン・フルモー(右)

 将来を有望視されているフルモーは「今年WRCへステップアップし、ラリーヒーローたちの道を歩むことに本当に興奮している」とコメント。

「今シーズンは僕にとって非常に重要なシーズンであり、僕を信頼し続けてくれているMスポーツだけでなく、レッドブルも旅をサポートしてくれる。そのことが僕を謙虚にさせると同時にやる気を起こさせるんだ」

「2021年シーズンは、モンテカルロでWRC2クラス2位という好スタートを切った。今週末のアークティック・ラリー・フィンランドではレッドブルとMスポーツのサポートを受けながらWRC2キャンペーンを継続する」

「一方、クロアチアでのWRCデビューに向けた準備にもしっかりと目を向けている。僕はこれが世界ラリーのトップレベルで過ごす長いキャリアの第一歩になると思っているんだ」

レッドブルカラーとなったフォード・フィエスタ・ラリー2