巨人・丸が生活困窮世帯の子どもたちを支援。「丸メシプロジェクト」開始

「丸メシプロジェクト」を発足させた巨人・丸(球団提供)

巨人の丸佳浩選手(31)が26日、今季から「丸メシプロジェクト」をスタートすることを発表した。認定NPO法人カタリバを通じ、生活困窮世帯の子どもたちへの食事支援を開始する。

同プロジェクトは「公式戦で記録した安打数と四死球数の合計数×1万円」をカタリバに寄付。経済的な事情などで十分な食事を取ることができない子どもたちのために、カタリバが実施する食事支援活動に充てられるという。

この日の練習後、取材に応じた丸は「社会貢献という形で、困っている人たちに貢献したいなという気持ちはあった。世の中には満足いくように食べられない子もいると聞いて、子供たちを少しでも支援していきたいなと思った」と、かねてからの思いを実行に移したことを明かした。

シーズンで安打数と四死球数が増えれば、それだけ支援額も多くなる。「僕が活躍すれば、その分多くの子どもたちに支援が届くと思うので、それをモチベーションに1本でも多くのヒットを打ちたいと思います」と誓った背番号8は「これを機にそういう子供たちがいるということを皆さんに知ってもらいたいし、こういう思いに賛同してくれる方がいてくれればうれしいので発信していけたら」と語った。

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