ノア、DDTら4団体が6・6さいたまSAで合同興行! 高木社長「ロックフェスのような大会を」

左から甲田哲也代表(東京女子)、彰人、高木三四郎、丸藤正道、大家健

サイバーファイトの高木三四郎社長(51)が26日に会見を行い、同社が運営するDDT、ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス4団体による合同興行「サイバーファイトフェスティバル2021」を6月6日にさいたまスーパーアリーナで開催することを発表した。

この日の会見には同社の丸藤正道(41)、彰人(33)の両副社長、東京女子の甲田哲也代表(50)、ガンバレ☆プロレスの大家健代表(43)も出席。高木社長は「(20年)9月の経営統合の際に、それぞれの団体の魅力を伝えられるロックフェスのような大会をできないかと考えていました。それぞれの団体のファンの皆様や、世間の方々に改めてプロレスの魅力を伝えられたら」と開催に至った経緯を説明した。

当日は各団体による提供試合のほか、DDTのKO―D無差別級選手権、ノアのGHCヘビー級選手権、東京女子のプリンセス・オブ・プリンセス選手権の3大タイトルマッチ、団体交流戦が予定されているという。出場予定選手数や全試合数、またタイトルマッチの試合順などはすべて未定となっている。「五輪の話も大変な中、プロレスで日本を元気にして、世界中の人たちに感じてもらいたい」と目を輝かせた丸藤副社長も1選手として「自分としてはノアの誇り、自分たちのプロレスに自信があるので。それを一番表現できる位置で僕自身は試合をしたい」と意気込んだ。

サイバーファイト総力をあげてのビッグマッチは、定期開催も視野に入っているという。高木社長は「サイバーファイトが業界で1番の座を目指していきたいという気持ちもございますし、そのなかでまだまだ正直、世間に届いていない部分が大きいかなと思ってはいますので。基本的には定期開催ができればいいと思っています」と、大会の成功と会社としての飛躍を誓っていた。

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