原巨人が「打撃デー」を敢行 2メートル新人・秋広は「すごく充実した練習」

沖縄キャンプ中の原巨人が26日、初の「打撃デー」を行った。

練習試合の谷間となったこの日は雨予報だったこともあり、通常より2時間遅れの午前11時半に練習をスタート。野手はアップ後、キャッチボールや守備練習をやらず、いきなり打撃練習に入った。

「ゲーム、ゲームと続いて、ということもあるし。バッティングを中心とした個の力を高める時間になると思いますね」原辰徳監督の予告通り、かつアイデア満載の「10か所打撃」となった。メーン球場に打撃ケージを2つ用意し、その両サイドでロングティーを行った。室内練習場では左右の打撃投手に加え、マシンも直球、カーブとフル稼働。バント練習2か所を含め6か所。合計10か所で野手がバットを振った。

休む間もない練習に2メートル新人・秋広優人内野手(18=二松学舎大付)は「すごく充実した練習だった」と振り返ると「疲れたか?」との問いに「そうですね、数多く振ったので」とヘトヘトの様子。居残り練習を禁止し、短時間での〝全集中〟をうながした。

今後は27日広島戦(那覇)、28日DeNA戦(那覇)の2試合で打ち上げとなる。巨人のキャンプ中最後の練習日は充実したものとなった。

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