【ラグビー】2023年仏W杯の日程決定 日本は2戦目にエディー監督のイングランドと激突

ジェイミー・ジョセフ日本代表HC

国際統括団体ワールドラグビー(WR)は26日、2023年W杯フランス大会の試合日程を発表。1次リーグD組の日本は、9月10日の初戦で南北アメリカ大陸予選2位(米国、ウルグアイ、カナダなどが有力)と相まみえる。

17日の第2戦では、元日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ監督(61)率いるイングランドと激突。第3戦は28日にオセアニア予選1位(トンガ、サモアが有力)と、第4戦は10月8日にアルゼンチンと対戦する。

日程の決定を受け、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(51)は「W杯はどの試合も必ず非常にタフであり、2戦目と4戦目でそれぞれティア1の強豪国と戦う上で、1週間またはそれ以上の試合間隔があることは、ベストを尽くして戦うためにもとても重要なことです」などとコメントを寄せた。

また、取材に応じた藤井雄一郎ナショナルチームディレクター(52)は「前回の(19年W杯)大会と同じような形。一番いい並びになったと思う」と振り返った。今後は全英代表ライオンズ戦(6月、スコットランド)が予定されている。

その他にも「欧州のチームと2試合やると聞いている」と明かしたが「コロナの状況が1週間でころころ変わっているので、なかなかスケジュールを決めにくい」と顔をしかめた。

フランスW杯のスローガンについては「そのまま(ONE TEAM)でいこうかと思っている」。再びラグビーフィーバーを巻き起こすべく、新たな挑戦が始まる。

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