【首相長男接待問題】立民・中谷氏、総務相を批判「部下の指導が甘い、辞めたほうが」

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中谷一馬氏

 菅義偉首相の長男らによる総務省幹部接待問題を巡り、立憲民主党の中谷一馬氏(衆院比例南関東)は26日の衆院予算委員会分科会で「部下への指導や調査が甘い」などとして武田良太総務相の辞任を求めた。共産党の畑野君枝氏(同)ら他の野党議員も批判を強め、総務相への不信任案提出は避けられない情勢となった。

 中谷氏は同省事務方トップの黒田武一郎総務次官の処分が「厳重注意」止まりなのを問題視。分科会への出席を要求したが、「次官見解を大臣が代わって答弁する」という事務方の説明を受け審議に臨んだ。

 しかし、総務相は「そんな話は聞いていない」と見解説明を拒否。怒った中谷氏に「次官や部下に熱のない接し方をしているからこんな不手際が続く。大臣を辞めたほうが良い」と迫られたが「再発防止が私の責務」と突っぱねた。

 畑野氏は最大単価7万円超の会食額について「『家族全体の1カ月分の食費と同じ』との声が聞かれるなど国民は怒っている」と指摘。「今後の検証は『行政がゆがめられた』との前提で行うべきだ」との要求に対し武田総務相は「国民から強い疑念を持たれたことは認識している」などと答弁した。