地区3連覇のブレーブス スニッカー監督との契約延長を発表

日本時間2月27日、ブレーブスはブライアン・スニッカー監督との契約を2023年まで延長したことを発表した。これによりスニッカーは少なくともあと3年、ブレーブスの監督を務めることになった(2024年は球団側に選択権のあるオプション)。スニッカーは2016年途中に監督に就任し、今季が6年目のシーズン。最初の2シーズンは負け越したものの、2018年から3年連続でナショナル・リーグ東部地区を制している。

アレックス・アンソポロス編成本部長は「ブライアンが我々のチームをフィールドとクラブハウスの両方で今後も率いてくれることに興奮している。ブライアンと彼を支えるスタッフの力量は地区3連覇という結果が証明している。我々は彼が2023年までチームを率いてくれることを嬉しく思っている」とコメント。指揮官との契約延長が成立したことを喜んだ。

スニッカーが2016年途中にフレディ・ゴンザレスに代わって監督に就任したとき、ブレーブスはシーズン終了後に長期にわたって監督を任せられる人物を探す予定だった。しかし、スニッカーは就任直後から手腕を発揮して選手からの信頼を勝ち取り、ブレーブスは次のシーズンもスニッカーに指揮を執らせることを決断。2017年シーズン終盤には当時のジョン・コッポレラGMとの関係が悪化し、解任濃厚とみられていたが、コッポレラが海外選手獲得の際の不正によって永久追放処分を受けたため、スニッカーは解任されることなく現在に至っている。

昨季は予定されていた先発投手5人のうち4人をシーズン最初の数週間で失うというアクシデントに見舞われたものの、強力打線を武器に地区3連覇を達成。ワールドシリーズ進出まであと1勝に迫った。直近3年間の勝率.578はドジャース(.626)に次ぐリーグ2位の好成績。今季からは地区優勝を継続するのはもちろんのこと、1999年以来のワールドシリーズ進出、そして1995年以来のワールドシリーズ制覇が目標となる。

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